元柔道選手に聞いてみた!アスリートのセキララ転職事情
柔道を引退した選手たちが、どのようにして転職に成功したのか?柔道選手の主なセカンドキャリアの選択肢、引退のきっかけから、選んだキャリア、成功の秘訣、直面した課題とその克服方法までを聞きました!スポーツマンからビジネスマンへ。異業種へ転身した柔道選手たちのセカンドキャリアの実例を紹介します。
柔道選手の主なセカンドキャリアの選択肢
1.柔道指導者・コーチ
柔道の技術や精神を次世代に伝える指導者やコーチとしてのキャリアは、多くの引退選手にとって自然な選択肢です。国内の柔道教室や高校・大学での指導者、さらには企業の柔道部でのコーチとして活動するケースもあります。柔道指導者として活動するためには、指導スキルだけでなく、指導者としての認定資格や教育者としてのスキルが求められます。特に、子供や若者に対する指導力を磨くことで、柔道の普及に貢献できます。
2.スポーツ関連の職業(解説者・メディア)
メディアを通じた柔道の魅力発信
一般的なスポーツと異なり、柔道のメディア露出は限定的ですが、大会の解説者やテレビ・ラジオ番組でのコメンテーターとして、柔道のルールや技術を一般視聴者に伝える役割もあります。視聴者が分かりやすく理解できる解説力が求められ、話すスキルと分かりやすい表現力が必要です。
3.起業・ビジネスへの挑戦
柔道を活かした新ビジネス
柔道に関するジムの設立や柔道用品の開発・販売、またフィットネスやトレーニングを融合させた事業など、柔道の経験を活かした起業も可能です。
元柔道選手の転職事情を調査
―転職活動をスタートしたのはいつ頃ですか?
- 大学を卒業したことがきっかけです。大学までで柔道を引退しようと考えていたので、一般企業で探し始めました。(元柔道選手/Yさん)
- 新卒で入社した会社4年目に差し掛かったタイミングです。前職では不動産の戸建用地の仕入れをしておりましたが、仕事を覚え、1人で出来るようになったと同時に、仕事のやりがいや満足度に欠け、仕事への熱量が薄れておりました。もっと自己成長をしたいという思いが強くなり、転職を決めました。(元柔道選手/Hさん)
―転職活動時に不安だったことは何ですか?
- 何もかもが初めてのことで不安ですが、努力を積み重ね頑張りたいと思っています。(元柔道選手/Sさん)
- 知識やスキルの面で不安に感じることがありました。(元柔道選手/Yさん)
- 学生時代では体育会を経験し、社会人では厳しい世界で営業を学びましたので、正直どこへ行っても出来る自信はありました。ただ、異業種で挑戦してみたいという気持ちがありましたので、1から学ぶことに多少の不安はありました。(元柔道選手/Hさん)
元柔道選手が転職先に選んだ
法人営業職の魅力
―法人営業職に魅力を感じたポイントや、転職の決め手となった出来事はありましたか?
- 転職ではなく、一般企業に働き自分自身を高めたいと思いました。(元柔道選手/Sさん)
- 色々考えた際に、自身の強みが1番発揮できる場所が営業職だなと感じたので、強みを生かせる場所で働きたいと思いました。(元柔道選手/Yさん)
- 前職でも法人営業でしたので、その経験は活かしたいなと思っておりました。1度きりのお付き合いではない分、いかにリピートをいただけるか、丁寧な仕事やサービスが求められると思っており、そこに魅力を感じでおります。(元柔道選手/Hさん)
―法人営業職において、大変だったことは何ですか?
- まだ、わかりませんが何事も頑張ります。(元柔道選手/Sさん)
- 経験も知識もなかったので、基礎部分を身につけることが課題でした。そのためにも、経験を積み、分からないことは上席に確認するなど知識も学んでいきました。(元柔道選手/Yさん)
- 取引先は自分よりも年配の方がほとんどですので、言葉遣い、所作、振る舞い、話し方、課題は沢山ありました。先輩の営業している姿を真似するところから始まり、自分流に改善し、今では初対面でも緊張なく話すことが出来るようになりました。(元柔道選手/Hさん)
―仕事の中で1番面白いと感じる部分や、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
- 1から学びやりがいや面白さを見つけたいと思います。(元柔道選手/Sさん)
- お客様からの感謝の言葉や、やり取りしている営業の方から信頼していただけることがやりがいに感じます。(元柔道選手/Yさん)
- 努力したことが、成果として反映された時にやりがいを感じます。成果以外でも取引先や周りの方から温かいお言葉をいただいたり、会社の名前ではなく、自分自身を褒めていただいた時に特に嬉しく感じます。(元柔道選手/Hさん)
―今後の目標を教えてください
- 自分を追い込み早く一人前になりたいと思っています。(元柔道選手/Sさん)
- 少しでも早く会社に貢献できるようになりたいです。(元柔道選手/Yさん)
- 20代で役員になることです。(元柔道選手/Hさん)
―同じように柔道選手から新たなキャリアを考えている現役アスリートに向けて、メッセージをお願いします
- 仕事は全て自分次第と考えます。何事も地道に努力して自分で掴み取るものと考えています。(元柔道選手/Sさん)
- 色々な道があると思いますので、周りの方たちの意見も聞きながら自身で考えて答えを見つけて欲しいです。(元柔道選手/Yさん)
- 人生1回きりですので、将来の自分を想像して、自分がどうなりたいのか、どうしたいのか、考える事が大事だと思います。タミヤホームはアスリートで培った経験を存分に活かして、熱量高く仕事に打ち込める環境があると感じております。(元柔道選手/Hさん)


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「人を想い、夢を実現する」という理念のもと、事業を通して、顧客、近隣住民、職人、関わるすべての関係者に価値を提供できるような解体工事・外構工事・鍛冶工事を心がけているタミヤホーム。
営業職の9割が元アスリートで、セカンドキャリアとして法人営業職で活躍しています。未経験からでも、活躍できるようにタミヤホーム流「アスリート社員向け営業研修プログラム」を設け、安心して営業職に挑戦できる環境を整えています。※(2024年10月時点)
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