スポーツしかしてこなかったあなたの強みは、ビジネスの世界でも充分に通じる理由
幼少期からスポーツの才能を見出し、競技に打ち込んできたアスリート。いつかは選手としてのフェーズが終わり、引退する日がやって来ます。その後の就職や転職について、スポーツしかしてこなかったからと不安に感じるアスリートも多いですが、そんなアスリートだからこそビジネスでも充分に通用します。なぜビジネスでもやっていけるのか、その理由を解説します。
スポーツ選手のこんなマインド・スキルがビジネスで活かせる!
スポーツに打ち込み、それしかやってこなかったため、他のスキルは何もないと思い込んでいませんか。アスリートとビジネス成功者には意外な共通点も多く、引退後も自分の強みとしてビジネスで成功できる可能性が大いにあります。
リーダーシップとチームワーク
多くのスポーツはチームで行います。個人でプレイするスポーツであっても、一人では強くなれないでしょう。
アスリートは競技のルールを守りながら、チーム内の役割を担い、それぞれの選手が良い働きをして勝利を手にします。上を目指せば目指すほど、良いチームワークがなければ勝てません。
これはビジネスにおいても同じで、社員同士はそれぞれの部署でそれぞれの役割を担い、チームワークで仕事をしています。時には同じポジションを争うライバルでもあり、お互いを励まし合い、成功すれば一緒に喜び合う仲間です。
キャプテンなどリーダーを経験していれば、ビジネスにおいてもチームをまとめ、マネジメントができる強みがあります。
目標設定と達成
アスリートは試合に勝つことはもちろん「甲子園に出場する」「プロサッカー選手になる」「国際的な大会に出る」など、大きな目標があります。目標を達成するために、必要な要素を細分化し、現在やるべきこと、1カ月先にできるようになっていること、1年後の到達点など、今だけでなく中長期にわたってやるべきことを見つけ出し、実行しています。
この目標到達術は、そのままビジネスにも活かすことができます。目標に対し、どのようにすれば達成できるかを実体験として知っているため、ビジネスでも目標達成の可能性が高くなっていきます。
粘り強い忍耐力
スポーツにおいても、ビジネスにおいても、結果を求められるのは同じです。しかし結果はすぐには出てくれませんし、努力しても失敗することもあります。
アスリートは競技に取り組んできた分、成功や成長、結果を出すことに近道やうまい方法がないことを体感として知っています。そのため地道に時間をかけて積み上げることこそが、未来の結果に繋がることも理解しています。
粘り強い忍耐力が身に付いているので、ビジネスでも目標達成するまで地道な努力を続けられるでしょう。
時間管理と自己管理
アスリートがアスリートとして活躍できる時間は限られています。また競技においても達成しなければならない目標の期限があります。常に限られた時間の中で、やるべきことを効率良くやり、結果を出すためには時間管理をしてきたでしょう。
限られた1日の時間をどう使うかは試合で良い結果を残すために重要なように、ビジネスにおいても、1日の使い方を自分で考えて組み立てられるスキルはとても大切です。
また、アスリートにとって体調を整えることは重要課題です。ケガや病気をすれば練習もできず試合にも出られません。そのため自分の体調を熟知し、食事や睡眠、練習前後のメンテナンスなど、一般の人より気を使ってきたことでしょう。
その自己管理のスキルは、ビジネスにおいても充分に活かすことができます。当たり前のことのようでなかなかできない自己管理能力は、引退後の転職にも大いに役立つでしょう。
スポーツで培ったスキルはそのままビジネスで通用する
アスリートとして培ってきたリーダーシップやチームワーク、目標設定と達成する力、忍耐力、時間管理と自己管理などのスキルは、そのままビジネスでも大いに活かすことができます。「体育会系」は企業から好まれることが多いですが、アスリートとしてある程度の高みまでいった人は、これらのスキルが高いと見ることができます。
スポーツしかしてこなかったとはいえ、ビジネスで必要とされるスキルは充分に身に付いているため、自信を持ってアピールしていきましょう。
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