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日本スポーツ振興センター(JSC)が提供するプログラムや支援

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日本スポーツ振興センター(JSC)は、日本において「スポーツの振興」および、「児童生徒等の健康の保持増進」を図る組織です。ここでは、日本スポーツ振興センター(JSC)の概要や提供するプログラムなどについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそも日本スポーツ振興センター(JSC)とは?

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は、日本において「スポーツの振興」および、「児童生徒等の健康の保持増進」を図る組織を指します。

中核的・専門的な組織として、多岐にわたる業務を実施しているのが特徴です。また、ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)を運営し、競技力向上と選手支援をワンストップで行っている組織でもあります。

参照元:JAPAN SPORT COUNCIL(https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/

JSCが提供する主な支援プログラム

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は、ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の運営を行っています。HPSCで行われている事業には、ハイパフォーマンス・サポート事業や国際競技力向上のための研究と支援といったものがあります。

ハイパフォーマンス・サポート事業

次期オリンピック・パラリンピック競技大会において、スポーツ庁が策定するメダル獲得の可能性の高いターゲットスポーツを対象とした事業です。スポーツ医・科学、情報等による専門的かつ高度な支援を戦略的・包括的に提供できる体制を構築しています。

それぞれの分野における専門スタッフによるサポートを実施します。また、大規模な国際総合競技大会で、アスリートやコーチ、スタッフが競技へ向けた最終準備を行うためのものです。スポーツ医・科学、情報サポート拠点の設置・運営をはじめ、日本のアスリートのメダル獲得の優位性を向上させていくための取り組みを実施しています。

国際競技力向上のための研究と支援

スポーツ医・科学研究事業

スポーツ医・科学研究事業は、競技団体スタッフや国内外の研究者・研究機関と連携をとりながら、国際競技力向上のために有益な知見や方策を生み出すための調査・研究・開発を行うことを目的とした事業です。

以下の「研究の柱」をメインとして研究を続けています。現在の研究の柱は、以下の通りです。

さらに、科学研究費助成事業にかかる外部研究資金を積極的に獲得できるように努力しています。

スポーツ診療事業

トップレベル競技者における、スポーツ外傷や障害、疫病に対して、競技スポーツに精通しているスポーツドクターやアスレティック・トレーナー、栄養、心理等の専門スタッフが対応しているのが特徴です。

具体的には、メディカルチェックや診察・リハビリテーション、栄養相談、カウンセリングなどでサポートしています。競技者のコンディションを良好な状態まで回復・維持させるとともに、オリンピック・パラリンピックをはじめとする、各種競技大会で競技力を発揮できるようにしています。

スポーツ医・科学支援事業

スポーツ医・科学支援事業は、競技団体が行う強化活動に対して、スポーツ医・科学、情報等の各分野からサポートを実施し、パフォーマンス向上に寄与することが目的です。

事業を行うにあたり、さまざまな分野において研究を行っている専門家たちが、課題とそれらを達成する方法を競技団体とともに検討しています。医・科学サポートでは、主にオリンピック・パラリンピック種目の競技団体やコーチ、選手を対象に、競技力向上のための課題解決を支援しています。

さまざまな研究領域の知見をもとに、競技力に制限をかけている要因について明らかにし、解決を図るためのトレーニング方法の提案も行います。また、個別相談、個別指導にも対応し、専門的な知見の普及をしているのも特徴です。

スポーツ医学情報

スポーツメディカルセンターの各種スポーツ医学に関するさまざまな情報をお届けしています。

アスリート育成パスウェイ(Athlete Pathway) – FTEMモデル解説や提唱

オーストラリアでは、アスリート育成パスウェイを育成の過程に合わせて、F(Foundation)・T(Talent)・E(Elite)・M(Mastery)の段階的に分類した「FTEMフレームワーク」を開発。それを活用したスポーツの振興やアスリートの育成を実施しています。

JSCでは、このFTEMフレームワークをもとにした、科学的な根拠に則った普及・発掘・育成・強化を推進していくため、日本の競技スポーツの基盤を考慮した「日本版FTEM」を開発しました。

日本版FTEMは、Fの段階「ファウンデーション(F1~F3)」・Tの段階「タレント(T1~T4)」・Eの段階「エリート(E1~E3)」・Mの段階「マスタリー(M)」の11段階に分類されており、次のような特徴があります。


「日本版FTEM」を活用できると言われている人は、以下の通りです。


参照元:アスリート育成パスウェイ(https://pathway.jpnsport.go.jp/ftem/index.html

アスリート助成金(個人向け助成) – 強化指定選手へ年間200万~300万円規模の支援

オリンピックアスリート

以下のいずれかに該当し、JOCにおいて関係競技団体と協議をしたうえで、推薦のあった選手が支援を受けられます。


  1. JOCのオリンピック指定強化選手または、それに準じている方
  2. 世界アンチドーピング規定および、日本アンチドーピング規定かつJ-Fairnessが定める日本アンチドーピング方針に則り、JADA登録検査対象者リスト、またはナショナルプールに掲げられた方
  3. 次回もしくは、次回以降のオリンピック競技大会において活躍が期待され、助成対象期間を通し、選手生活の継続が見込まれている方


助成金の額は、次の通りです。

パラリンピック

以下のいずれかに該当して、JPCにおいて、関係競技団体と協議をしたうえで、推薦のあった選手が支援を受けられます。


  1. JPCのパラリンピック指定強化選手または、それに準じている方
  2. 世界アンチドーピング規定および、日本アンチドーピング規定かつJ-Fairnessが定める日本アンチドーピング方針に則り、JADA登録検査対象者リスト、またはナショナルプールに掲げられた方
  3. 次回もしくは、次回以降のパラリンピック競技大会において活躍が期待され、助成対象期間を通し、選手生活の継続が見込まれている方


助成金の額は、次の通りです。

J-STARプロジェクト – 全国タレント発掘/地方自治体連携

オリンピックやパラリンピックといった、世界レベルの競技大会において輝く未来のトップアスリートを見つけ出すプロジェクトです。

プロジェクトの目的

スポーツ庁をはじめとする、独立行政法人日本スポーツ振興センターや公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会が中央競技団体と連携をとりながら、新しい可能性を見出します。

プロジェクト参加の流れ

まず、エントリー後に、基礎測定会等で選考されると、中央競技団体に所属するトップレベルの指導者による検証プログラムに参加する流れとなっています。

また、検証プログラムを通し、有望者と判断されたアスリートの方は、中央競技団体の強化・育成コースで引き続きトレーニングを継続していく機会を獲得可能です。

サポート体制が充実

以下のようなサポート体制が整っています。

JSCが提供する主な支援プログラムの注意点

HPSCの医学検査枠は競技団体経由の申請が必須となっており、個人申込はできません。また、助成金は強化指定ランクによっては対象外となっているため、注意が必要です。

キャリア支援セミナーにおいては、首都圏開催がほとんどであり、地方選手はオンラインメインとなっています。

日本スポーツ振興センター(JSC)は高度な支援を包括的に提供している

JSCが提供する主な支援プログラムは、ハイパフォーマンススポーツセンターにおける事業や、アスリート育成パスウェイなど多岐にわたります。助成金は強化指定ランクによっては対象外となっていたり、キャリア支援セミナーは首都圏開催がほとんどだったりするため、注意が必要です。

編集チームより

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