デュアルキャリア|ハンドボール×営業サポート
ハンドボールと仕事を両立する「デュアルキャリア」という働き方を選んだ谷藤要さん。2023年にはハンドボール全日本選手権大会でベスト8という、輝かし成績を残しています。そんな谷藤さんにデュアルキャリアを選んだ背景や動機などを聞きました。
「デュアルキャリア」でハンドボールと仕事を
両立する谷藤要さんにインタビュー
小学1年生の頃、姉たちの影響でハンドボールを始め、大分県代表や大学チームで準優勝を果たすなど、輝かしい実績を持つ。地元企業に就職して一時は引退するものの、ハンドボールのない生活に違和感を覚えて上京。新設されたチームを全日本選手権まで導く。現在は国際的スポーツ大会への出場を目指している。
- 主な戦績
- 2017年:第72回国民体育大会 大分県代表 第5位
- 2018年:全日本学生ハンドボール選手権大会 準優勝
- 2023年:全日本選手権大会 ベスト8

ー仕事とハンドボール選手を両立する「デュアルキャリア」を選ぶことになった経緯を教えてください
自分のスポーツで叶えたい夢がありましたし、同時に仕事のキャリアも大切にしたいと考えていました。その両方を追い求めるためには、デュアルキャリアという働き方がベストだと感じたんです。どちらかを諦めるのではなく、両立させることで、自分をより高められると信じています。
両方に対して全力で挑戦できる環境がとても魅力
ーデュアルキャリアを実践する上でのメリットや魅力は何ですか?
どちらにも全力で取り組むことで、自分自身をさらに成長させられると実感しています。また、会社の皆さんからの応援も競技への大きな励みとなり、両方に対して全力で挑戦できる環境がとても魅力です。
ー素敵な環境ですね!でも、仕事とハンドボールの両立は大変ではないですか?
現役生活を送りながら、ビジネスパーソンとしても一流を目指したいという希望を会社が受け入れてくれ、両立できるように勤務時間や内容も調整してくれました。大分県の代表選手としての活動時は「勤務日」として出勤扱いにして頂いています。
僕の場合、試合や大会のために平日を空けてしまうことがあり、その点で周りに申し訳なさを感じます。
ー普段のスケジュールを教えてください

午前中の業務内容を把握し、優先順位を決めます
各プロジェクトの進捗を確認し、必要なタスクに取り組みます
同僚とランチを取りながらリフレッシュ
午前中に引き続き、資料作成や事務作業をしていきます
明日の業務計画を立て、必要な書類を整理します
仕事を終え、練習会場へ向かいます
ウォーミングアップ、ハンドボールのトレーニングを行います
アスリートとしての
「チームを勝たせたい」という情熱
ーハンドボールで培ったスキルや精神は、営業サポートの仕事にどう活かされていますか?

チームを勝たせたいという強い思い
僕が営業事務としてサポートしている先輩たちの多くは、元アスリートです。共通のバックグラウンドがあるからこそ、お互いに「チームを勝たせたい」という強い思いを抱いています。
会社全体を一つのチームと捉え、最前線で奮闘する営業パーソンを勝たせたいというこの情熱は、ハンドボールでのチーム戦で培った経験からきていると思います。
ワンフォーオールオールフォーワン
ー仕事と競技、それぞれで大切にしていることは何でしょうか?
それは、自分の全力を注ぐことです。
僕の主な役割は、営業チームのサポートです。惰性で業務を行ってしまうと、営業の方々のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、ハンドボールと同じように「ワンフォーオールオールフォーワン」の精神を持って取り組んでいます。チームスポーツで最も重要なことを常に意識し、全力でサポートする姿勢を大切にしています。
ー今後のキャリアに関する目標や展望を教えてください

自分のスポーツで叶えたい夢も、今後の仕事のキャリアも諦めない
仕事における目標は、「ノーミス」と「誠心誠意」をモットーにし、常に高いクオリティで業務に取り組むことです。
一方、競技面では、国際的スポーツ大会 への出場を目指しています。この二つの目標を実現するために、日々全力を尽くし、成長し続けることを心がけています。
自分の選んだ道を正解にできるように努力する
ーデュアルキャリアを目指すアスリートへメッセージをお願いします
まだデュアルキャリアという言葉が浸透しきっていないと感じることも多々あります。もちろん何かを諦めてしまう可能性もあるかもしれません。
ただ、僕は「自分の選んだ道を正解にできるように努力する」ということを大事にしてきました。どんな選択肢を取ってもこの道を選んで良かったと胸を張って言えるように努力していける強さを持っていきましょう!
ー最後に、タミヤホームを選んだ理由についてお聞かせください
社長と面接をさせていただいた際に自分の夢を第一に応援してくれたこと、社長の熱意と思いやりに胸を打たれたからです。
この会社ならばスポーツにも120%、仕事にも120%で取り組めると思いました。


https://www.tamiya-home-kaitai.com/
「人を想い、夢を実現する」という理念のもと、事業を通して、顧客、近隣住民、職人、関わるすべての関係者に価値を提供できるような解体工事・外構工事・鍛冶工事を心がけているタミヤホーム。
営業職の9割が元アスリートで、セカンドキャリアとして法人営業職で活躍しています。未経験からでも、活躍できるようにタミヤホーム流「アスリート社員向け営業研修プログラム」を設け、安心して営業職に挑戦できる環境を整えています。※(2024年10月時点)
タミヤホームで活躍!
デュアルキャリアを実現しているアスリートを紹介
大学時代にラクロスと出会い、その後日本代表として世界選手権に出場。世界選手権ではTOP5常連のイングランドを打ち破り、日本を世界5位へ導く。 守りから攻撃へと転じられるプレイヤーとしてチームに貢献し、2027年と2028年にも日本代表として日の丸を背負うことを目指している。
ラクロスと仕事を両立する「デュアルキャリア」という働き方を選んだ辻野勝巳さんにインタビュー!

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