デュアルキャリア|ラクロス×営業サポート
競技スポーツとビジネスの両方で活躍を目指すデュアルキャリアアスリート。ここでは、ラクロス日本代表選手として世界選手権に出場し、デュアルキャリアとしてタミヤホームに入社した辻野勝巳さんにお話を伺いました。
「デュアルキャリア」でラクロスと仕事を
両立する辻野勝巳さんにインタビュー
大学時代にラクロスと出会い、その後日本代表として世界選手権に出場。世界選手権ではTOP5常連のイングランドを打ち破り、日本を世界5位へ導く。 守りから攻撃へと転じられる万能プレイヤーとしてチームに貢献し、2027年と2028年にも日本代表として日の丸を背負うことを目指している。
- 主な戦績
- 2022年:関東学生ラクロスリーグ戦 東日本支部 第3位
- 2023年:ラクロス世界選手権 第5位(日本代表)
- 2023年:全日本ラクロス選手権 優勝(日本一)

競技を続けながらも、
将来に向けたスキルや経験を積むことができる
ー仕事と競技を両立するのは大変だと思いますが、「デュアルキャリア」を選択した理由をお聞かせください
競技を続けることと、自分の将来のキャリア形成を考えたとき、デュアルキャリア以外の選択肢は考えられませんでした。スポーツ選手としてのキャリアは限られており、引退後の将来に不安を抱えるアスリートが多い中で、早い段階から次のステップを考えておくことは大切だと思います。デュアルキャリアを選ぶことで、競技を続けながらも、将来に向けたスキルや経験を積むことができるので、この道を選びました。
ーデュアルキャリアを実践する上でのメリットや魅力は何ですか?
メリットは、競技においても仕事においてもメリハリを持って取り組める環境がある事です。
どちらにおいても中途半端な結果を出す事は、望まれない事ですので、自分の最大限のパフォーマンスを出す事を常に意識できると思います。
チームワークと目標達成への強い意志
ーラクロスで培ったスキルや精神が、営業サポートの仕事にどのように活かされていますか?

目標達成への強い意志やチームワークマインド
ラクロスはチームワークが勝利の大きなカギを握るスポーツです。この経験が、仕事においても営業パーソンを全力でサポートしたいという気持ちにつながっています。
タミヤホームの営業職の90%以上が元アスリート出身で、ほとんどが引退後にセカンドキャリアとして入社しています。このため、会社全体がチームとして「勝つ」ことへの意欲が非常に強いんです。
アスリートとしての経験が、目標達成への強い意志やチームワークの重要性の理解につながり、それが営業活動や顧客へのサポートにも活きています。チーム一丸となって取り組む姿勢や、目標達成に向けての粘り強さなどが、ビジネスの場面でも大いに役立っていると感じますね。
スポーツで培った精神とスキルが、ビジネスの世界でも十分に活かせることが、デュアルキャリアの大きな魅力ではないでしょうか。
ー仕事と競技、それぞれで大切にしていることは?
常に心と身体を良好に保つ事です。
仕事等で上手くいかない事、納得いかない事はあると思いますが、それに一喜一憂していると仕事の効率も悪くなりますし、その後のトレーニングにも悪影響を及ぼす可能性はありますので、心を整える事は大切です。
もちろん体調が悪くなってしまえば、いい仕事は出来ませんし、トレーニングの質も悪くなってしまうので体調管理はとても大事だと思っています。
入社当初は営業職を希望しましたが、研修中に体調管理やトレーニングなどの時間を確保したいと申し出て、営業サポートへの配置換えをしてもらいました。
社長も社員も快く承諾してくれたため、営業サポートとしてリスタートを切り、新人研修プログラムを受講したり、先輩に指導してもらったりしながら仕事をしています。
ー普段のスケジュールを教えてください

チームメンバーと今日の目標や課題を共有
午前中は主に事務作業に集中。営業チームのサポートに必要な資料作成やデータ分析を行い、効果的な営業活動をバックアップ
午後は営業チームと共に外回りに出ます。顧客との関係構築や商談のサポートを行う
仕事終了後は自身の夢に向けてトレーニングの時間を確保
二つのフィールドで輝く未来を目指して
ー今後のキャリアに関する目標や展望を教えてください

会社の利益を伸ばす事、2027年の世界選手権に日本代表選手として出場することを目標にしています
仕事面においては、これからも採用してくれた会社の為に、営業の方のサポートをしっかり続けて会社の利益を伸ばす事を支えていきたいと思っています。ラクロス競技面においては、まずは2027年の世界選手権に日本代表選手として出場する事と、2028年ロサンゼルスで行われる国際的スポーツ大会にも日本代表に選んで頂けるように日々努力していきたいと思っています。
ーデュアルキャリアを目指すアスリートへメッセージをお願いします
スポーツと仕事の両立は、時に大きな不安を伴います。しかし、その不安を乗り越えることが、自分の成長につながると信じています。私自身も、競技を続けながらキャリアを築くことに挑戦していますが、日々の努力が未来の自分を形成していることを実感しています。 どんなに困難な状況でも、毎日の小さな努力の積み重ねが、必ず自分の人生を豊かにしてくれるはずです。 夢を追い続けながらも、将来の選択肢を広げるために、ぜひデュアルキャリアを考えてみてください。
ー最後に、タミヤホームを選んだ理由についてお聞かせください
元アスリートを多く採用している会社ですし、現役アスリートにも柔軟に対応してくれるところが魅力だと感じたからです。


https://www.tamiya-home-kaitai.com/
「人を想い、夢を実現する」という理念のもと、事業を通して、顧客、近隣住民、職人、関わるすべての関係者に価値を提供できるような解体工事・外構工事・鍛冶工事を心がけているタミヤホーム。
営業職の9割が元アスリートで、セカンドキャリアとして法人営業職で活躍しています。未経験からでも、活躍できるようにタミヤホーム流「アスリート社員向け営業研修プログラム」を設け、安心して営業職に挑戦できる環境を整えています。※(2024年10月時点)
タミヤホームで活躍!
デュアルキャリアを実現しているアスリートを紹介
大分県代表や大学チームで準優勝を果たすなど、輝かしい実績を持つ。地元企業に就職して一時は引退するものの、ハンドボールのない生活に違和感を覚えて上京。新設されたチームを全日本選手権まで導く。
ハンドボールと仕事を両立する「デュアルキャリア」という働き方を選んだ谷藤要さんにインタビュー!

当メディア「アスリートウェイ」は、アスリートの就職を応援!アスリートのためのキャリアメディアです。デュアルキャリア、セカンドキャリアを歩んでいるアスリートの方にご協力頂き、アスリートのキャリアの築き方を紹介しています。