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元陸上選手の引退後は?セカンドキャリアとして選んだ転職先とは?

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陸上競技は華やかな舞台の裏で、常に厳しいトレーニングと短い選手寿命を突きつけられるスポーツです。箱根駅伝で区間賞を獲得し、ニューイヤー駅伝にも挑んだ元アスリートが、29歳で引退後に選んだのは「経理と仕組みづくり」という全く新しい挑戦でした。今回は、セカンドキャリアとして企業の管理部門に飛び込み、挑戦を続ける姿に迫ります。

元駅伝ランナー × 管理部門
株式会社タミヤホームGさん
元駅伝ランナーからの、新たな挑戦!

駅伝ランナーとしてのキャリアを終え、29歳の時に新たなキャリアをスタートさせたGさん。「みんなで会社を大きくしていきたい」と語る。

元駅伝ランナー
目次

会社の力になるために――経理と仕組みづくりへの挑戦

現在、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

管理部門におります。元は営業だったのですが2024年の9月に、管理部の部長から 手が回っていないので来てほしい、と声をかけていただき、 「会社の力になれるんだったら」と受けさせていただき、今に至ります。

総務の動きに近いですが、自分がやりたいところとしてはもっと大きなところ、 経理になります。 会社のキャッシュフローなどを管理して、社長が戦略を立てやすいようにしたいです。

目の前の業務をやりつつ、 例えばシステムの導入など、 誰もやったことのない0からなにかを構築することが多いですが、やはりそれが大変ですかね。 難しいと思う時もありますが、確実に自分の成長につながっていると思っています。

箱根区間賞からニューイヤー駅伝へ――駆け抜けたランナー人生

アスリートとしてどのようなご実績をお持ちでしょうか?

高校の時に、陸上5,000mで、3年時にインターハイに出させていただきました。 2年、3年時に全国高校駅伝。他には、中学~大学、一般まで一緒になって走る 都道府県対抗駅伝というものがあるのですが、それの東京代表に選んでいただきました。 チームは2位になりました。

大学では箱根を走らせていただき、1年の時に、区間賞を取らせていただきました。 2年時は全日本インカレで入賞もしました。 社会人では、ニューイヤー駅伝を2回走らせていただきました。 これが一番緊張しましたね(笑)

やはり相当な緊張ですか

1区を走らせていただいたのですが、1区ってスタートで出遅れると巻き返しがきかないんです。みんなの人生を背負っている、企業の皆さんの給料すらも変わってきてしまうと思うと、ものすごいプレッシャーなんです。

今あるものを大切に――恩師と社長に通じる哲学

駅伝から学んだことはなんですか?

恩師から、「感謝の気持ちを忘れるな」というのは当然のこと「足るを知る」という言葉を教わったことは、大きいです。
人間は、無いものに目を向けてしまう、つまり欲が出てしまいがちだけれど、 そうではなく、今あるものを大事にし、感謝せよ、ということを胸に、ずっと走ってきた気がします。応援していただくことにも、感謝していました。 その言葉に出会えたのは、陸上をやったからかな、と。そういう競技人生だったなと思います。

素晴らしい恩師と出会ったんですね。

はい。そういうところは、うちの社長も同じで。 会社の成長だけではなく、まず「人として成長し、一緒に会社も成長できたらいいよね」という考え方を持ってるんです。それを聞いて、素敵な考え方だなと思いました。

社長の存在は、入社を決めた理由になりますか?

そうですね。言い方毎回違うかもしれないですが 一目惚れとか、男惚れとか、そういう感じです。 この人の夢を、一緒に見ていきたいな、と思ったんです。 特に恩師がすごかったりすると、舵取りする人が、筋通ってないなと思っちゃいそうじゃないですか。うちの社長は、そんなことなくて、すごく影響力がある人です。

29歳の転機――厳しい環境で成長する道を選ぶ

競技引退からご入社までの経緯を教えてください

箱根駅伝で区間賞取った時はブイブイ言わせてたので そのあたりで、東京オリンピックが誘致されるかもしれないとなってきて、 じゃあそこを目指そうと思っていました。
ただ、最新のシューズが流行り、一気に周りの選手のレベルが上がったんです。 そんな中、自分はそこまで成長することができなくて、 自分のレベルが追い付いていない、ということも分かってきて、もう厳しいなと。

そのあと、29歳で実業団引退のタイミングで、就職活動をしました。その中で縁があり社長と巡り合うことができました。

引退し、就職するのは怖くなかったですか?

保健体育の教員免許を持ってたので、なんとかなるでしょ、とは思ってました(笑) ただ就職先は自分でネットで探しましたね。 営業で探していたんですが、優しいところと厳しいところが色々ある中で、 タミヤホームは厳しいよ。と(笑)
でもせっかくやるんだったら、激しいところで成長できると思って、入社を決めました。 そもそも惚れてしまっていたこともありますし(笑)

アスリートやスポーツ選手が就職をすることに対して、
「これだけはやっておけ」ということはありますか?

うちの会社の話になってしまうんですが、不動産の知識などは絶対に勉強しておいた方が良いですね。あとは社会人として、どう生きていくべきかの勉強ですかね。

支えてくれる仲間がいる――心の支えとなった先輩と部長

今まで辛いことを乗り越えたご経験を教えてください。

過去に、大きなクレームをいただいたことがありました。 その時に、救ってくださった二人がいます。同じ年齢の先輩と、専任部長です。 ぶっきらぼうな感じなんですが、とても温かくしてくださりましたね。 プライベートの話も面白いですし、何かあったら助けてくれますし。心の支えです。

どんな人と働きたいですか?

社長の言葉を借りると、「調和」できる人。 それが一番ですね。お互いに歩み寄らないといけませんし、 この人とは無理だと、切り離すような人はちょっと・・・。 どういう角度で登って行ってもいいから、みんなで会社を大きくして行ける人と一緒に働きたいです。

これから競技を引退し、就職活動を考えていらっしゃる方へメッセージをお願いします

これから新しい人生を歩むんだ、と前向きにとらえてほしいと思います。 僕が競技をやっているときは、「これが俺の人生だ。これで死ねたら本望だ」くらいに思っていたんですけど、引退したら、また別の人生が始まりますからね。新しい自分にも出会えますし。

自分も、自ら学ばないといけなかったし、まだまだ走り方がわからない。 当時やっていることからしたら、 今の仕事はまだ歩いているくらいのレベルなのかもしれないけど どんどん成長して、進んで、走っていきたいと思っています。

あとは、競技の世界を離れてみたら、色々な人がいて面白いよ!と伝えたいです。 ちょっと外の世界を見てみようかな、と思う人は、勇気を持って一歩踏み出してほしいです。 本当に、面白いです。

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監修 | 株式会社タミヤホーム
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引用元: 株式会社タミヤホーム
https://www.tamiya-home-kaitai.com/

「足るを知り感謝を忘れず」という信念と、仲間と調和しながら成長を目指す真摯な姿勢をひしひしと感じました。 当メディア「アスリートウェイ」では、このようなリアルなアスリートのキャリアについて深堀りしています。

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