アスリート社員の働き方とは?
アスリート社員の働き方は3タイプ!
自分に合うキャリアを見つけよう
一口に「アスリート社員」と言っても、企業によってその定義やサポート体制は様々です。入社してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、まずは代表的な3つの働き方のタイプを理解することが重要です。
自分の競技レベルや引退後のビジョン、ライフプランと照らし合わせながら、どのキャリアパスが最適か考えてみましょう。
① デュアルキャリア型:競技活動と仕事を両立
現役期間中、競技を続けながら企業の業務にも携わる、最も一般的なスタイルです。「競技者」と「社会人」という2つの顔を持ち、日々のスケジュールを調整しながら両立を目指します。
メリット
- 競技を続けながら、安定した収入を得られる
- ビジネススキルや社会人としての経験を積める
- 引退後、そのまま社内でセカンドキャリアへスムーズに移行しやすい
デメリット
- 時間や体力の管理が難しく、自己管理能力が問われる
- 競技と仕事、双方で成果を出すという強い意志と覚悟が必要
② セカンドキャリア支援型:引退後のキャリアチェンジをサポート
競技生活に区切りをつけ、引退を機に企業へ入社し、ビジネスパーソンとして新たなキャリアをスタートさせるスタイルです。企業側も、アスリートが培ってきたポテンシャルをビジネスで活かすことを前提に採用・育成します。
メリット
- 充実した研修制度のもと、ゼロからビジネススキルを学べる
- アスリート経験で培った強み(目標達成意欲、忍耐力など)をビジネスに集中して活かせる
- 競技生活とは違う新たなやりがいを見つけやすい
デメリット
- 競技の世界から完全に離れる覚悟が必要になる場合がある
- 実績や経験を持つ同世代の社員との差を感じることがある
③ 実業団・社内アスリート部型:企業の看板を背負い競技に専念
企業の看板を背負う「社員」という身分でありながら、基本的には競技活動に専念するスタイルです。企業の広告塔としての役割が大きく、練習や試合が活動の中心となります。
メリット
- 給与や活動費のサポートを受けながら、競技に集中できる最高の環境が手に入る
- トップレベルの指導者や施設を利用できることが多い
デメリット
- 採用枠が極めて少なく、トップクラスの実績が求められる
- 競技成績が自身の評価に直結するため、常に結果を出すプレッシャーが大きい
後悔しない!デュアルキャリアを本気で応援してくれる企業、5つの見極め方
求人サイトで「アスリート歓迎!」という魅力的な言葉を見つけても、すぐに飛びつくのは禁物です。その言葉の裏側にある「本当のサポート体制」を見極めなければ、入社後のミスマッチに繋がってしまいます。
デュアルキャリアを本気で応援してくれる企業かどうか、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
1. 勤務時間・場所の柔軟性
練習時間の確保は、競技と仕事を両立する上で最も重要な要素です。制度として柔軟な働き方が認められているかを確認しましょう。
チェック項目:
- フレックスタイム制、時短勤務、リモートワークの制度はあるか?
- 練習のための「中抜け」や、試合前後の勤務時間調整は可能か?
質問例:「1週間のうち、平均してどのくらいの時間を練習に充てている社員さんがいらっしゃいますか?」
2. 遠征・合宿への理解とサポート体制
国内外の遠征や長期の合宿は、アスリートにとって不可欠です。有給休暇を消化するだけでなく、会社として特別なサポートがあるかは大きな違いです。
チェック項目:
- 遠征や合宿のための特別休暇(アスリート休暇)制度はあるか?
- 遠征費や用具代の補助など、金銭的なサポート制度はあるか?
3. アスリート経験を評価・活用する文化
あなたのことを単なる「広告塔」や「客寄せパンダ」としてではなく、その経験に価値を見出し、ビジネスで活かしてほしいと考えているかを見極めることが大切です。
チェック項目:
- 企業のHPや採用ページで、アスリートの強みがビジネスでどう活かされているか具体的に書かれているか?
- 面接で、競技経験について深く質問され、その経験をどう仕事に繋げたいかを聞いてくれるか?
4. 先輩アスリート社員の在籍と活躍実績
最高の証拠は、実際に活躍している先輩の存在です。ロールモデルとなる社員がいれば、入社後の働き方を具体的にイメージでき、安心感にも繋がります。
チェック項目:
- 自分と同じような競技レベルや環境で両立を実現している社員はいるか?
- その社員は、競技と仕事の両方でどのような成果を出しているか?
5. 引退後のキャリアプランに対する姿勢
いつか訪れる引退の日。その後のキャリアまで見据えてくれている企業こそ、本物のアスリート応援企業と言えます。
チェック項目:
- 競技引退後、どのようなキャリアパス(職種変更、役職など)を歩む社員が多いか?
- セカンドキャリアに向けた面談や研修の機会はあるか?
アスリート社員が実践する「両立のリアル」
理想の働き方がわかっても、「本当に自分にできるのだろうか?」と不安に思うかもしれません。しかし、工夫次第で競技と仕事の両立は可能です。
ここでは、実際にデュアルキャリアを実践するアスリート社員が、どのように1日を過ごし、時間を捻出しているのか。そのリアルな実態を職種別に見ていきましょう。
営業サポート 谷藤要さんのタイムスケジュール(平日)
午前中の業務内容を把握し、優先順位を決めます
各プロジェクトの進捗を確認し、必要なタスクに取り組みます
同僚とランチを取りながらリフレッシュ
午前中に引き続き、資料作成や事務作業をしていきます
明日の業務計画を立て、必要な書類を整理します
仕事を終え、練習会場へ向かいます
ウォーミングアップ、ハンドボールのトレーニングを行います
仕事とハンドボールを両立できているか?
「現役生活を送りながら、ビジネスパーソンとしても一流を目指したいという希望を会社が受け入れてくれ、両立できるように勤務時間や内容も調整してくれました。大分県の代表選手としての活動時は「勤務日」として出勤扱いにして頂いています。」
自分に合った働き方を見つけ、アスリートとしての価値を社会で輝かせよう
最も大切なのは、「自分に合った働き方」を明確にし、あなたの競技経験をかけがえのない「価値」として正当に評価してくれる企業と出会うことです。
あなたがこれまで血の滲むような努力で培ってきた、「達成までやり抜く力」「仲間と協力し、勝利という一つの目標へ向かうチームワーク」などは決して、競技の世界だけで通用する特殊なスキルではありません。むしろ、変化の激しいビジネスの世界でこそ輝きを放つ、強力な「武器」となります。
その武器を、競技場の外で活かすことを恐れないでください。アスリートとして生きてきたあなたのその経験を、社会は待っています。
当メディア「アスリートウェイ」の監修者であるタミヤホームでは、アスリート、元アスリートを積極採用し、未経験からでも解体業の法人営業として活躍するための研修制度を整えています。タミヤホームで活躍している営業職の9割が元アスリート。セカンドキャリアとして多くのアスリート選手に選ばれているタミヤホームについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
